【手順 7/8】自分の口座に運用資金を入金しよう。

EA(自動売買)によるFX取引に必要な三種の神器である、
① 国際為替取引所の口座(XMTrading™)、
② EA(自動売買)プログラム、
③ FX取引ツール(MetaTrader5)、

が揃いましたね。

いよいよ最後は運用資金の準備です。
準備の最終段階です。あと一息がんばりましょう。

最初に一番大切なことを書きます。
これって他のサイトではあまり書いてないことですが、ものすごく重要です。
それは、
「取引してるお金を、いつでも自分の国内口座に戻せる手段を確立させておく」
ことです。

私は過去に、仮想通貨の投資で出金手段を確立させておかなかったことで痛い目に遭いました。
仮想通貨が急騰して驚くほどの価値になり慌てて出金しようとしたのですが、出金用の国内口座の設定をしていなかったため慌てて設定しましたが口座確認に1週間ほどかかってしまうことが判明し、数百万の利益がみるみる目減りしていくのを哀しい気持ちで見送るしかありませんでした。

  
それ以来、同じ思いをしないよう、何の取引においても入金手段が確立出来たら必ず出金手段を確立させておくように心がけています。
EA(自動売買)を使ったFX取引の資金も利益も全てあなたの大切な財産です。自分の財産は自分で守ることを常に頭に置いておきましょう。

運用口座(XMTrading™)の入金、出金のルール

運用資金の入出金で特に気を付けなくてはならないのが、XMTrading™をはじめとする海外口座特有の独自の「出金ルールです。
難しい説明は他のサイトを検索していただくとして、はしょって簡潔に説明します。

入金方法

XMTrading™の入金はいくつかの手段が選べますが、「国内銀行送金」と「VISAクレジットカード」を選ぶユーザーが圧倒的です。

その理由には、XMTrading™独自の出金ルールが影響しています。XMTrading™にて出金を行うには、「入金方法と同一の方法で出金しなくてはいけない」「利益分は銀行送金でのみ出金可能」といったXMTrading™独自の出金ルールに従って出金手続きを行う必要があるからです。
他の手段で入金しても、結局のところ元金と利益を出金する時点で確実に手元で現金化できる手段でなければ不安でたまりません。

海外口座に慣れていない人には、「国内銀行送金」をお勧めします。

出金ルールって何?

仮に、「VISAクレジットカード」からXMに30万円入金したとします。
「入金方法と同一の方法で出金しなくてはいけない」という出金ルールがありますので、この30万円までは「VISAクレジットカード」でしか出金できません。
ここまでは何も問題ありません。

問題は、入金した額以上の利益が出た場合に発生します。
「利益分は銀行送金でのみ出金可能」という出金ルールがありますので、国内の銀行口座への送金しか出金方法がありません。
何度も入金・出金を繰り返していると、カードで出金できる上限額がいくらなのか判らなくなってしまいそうです。

おすすめの入出金手段は「国内銀行送金」

「国内銀行送金」は送金手数料や口座反映時間の面で決して最善の手段ではありませんが、元金+利益のすべてのお金を同じ方法で入出金できるという点で単純明快です。
それに、「国内銀行送金」であれば「出金ルール」の制限もありません。

とはいえ「国内銀行送金」にはデメリットもあります。
▼日本円の口座にのみ対応
▼銀行の営業時間外の入金は翌営業日の扱いとなる
▼1万円未満の入金の場合、XM側に980円の手数料がかかる
▼1万円以上の入金の場合、「被仕向送金手数料」と「リフティングチャージ(円為替取引手数料)」合わせて最低4,000円程度かかる

頻繁に資金を動かし、時間も勝負の要因となる裁量トレードであれば送金手数料や口座反映時間は重要ですが、EA(自動売買)を使ったFX取引においては資金の移動は少なく、送金手数料も口座反映時間はさほど重要ではありません。

そのような理由から、当サイトでは、出金ルールの制限がなく簡単で判りやすい「国内銀行送金」をお勧めします。

銀行送金にはSWIFTコードが必要です

じゃあ、数多の国内銀行からどこを選ぶべきなのか、となりますね。
既に自分が持っている銀行や信用金庫口座でも海外送金に対応していれば大丈夫です。
対応してるのかをどうやって調べるのか、ってなりますよね。

「SWIFTコード」ってのがあるんです。

SWIFTコードとは、国際送金などの際に相手方の銀行を特定するための「金融機関識別コード」で、国際送金業務を行う世界の金融機関はすべて、SWIFTコードをもっています。もちろん、日本の銀行や信用金庫などもです。
いわば、国内銀行コードの世界版みたいな感じです。
SWIFTコードは、SWIFTアドレス、BIC(ビック)コードとも呼ばれることもあります。

そこで「〇〇銀行 SWIFT」と検索すると、既に自分が所有している銀行口座が海外送金に対応しているかどうか判るはずです。
(こちらからも探せます → https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の金融機関のSWIFTコード一覧

できれば口座は別に用意しましょう

自分の銀行口座が海外送金に対応していたとしても、普段使いの口座や給与振込口座とは別口座にしておいた方がいいと思います。
理由は、投資の収支を明確に把握するためです。
投資資金と投資以外の資金を混ぜてしまうとドンブリ勘定になってしまいます。
投資には冷静な判断が必要です。冷静な判断のためには資金の収支管理はとても重要です。
新規口座の開設は簡単に短期間でできますので投資用別口座の開設をおすすめします。

おすすめはネット銀行です

投資用別口座にはネット銀行が便利だと思い、私も所有するPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を使おうとしたのですが、SWIFTコードはあるものの海外送金には対応していませんでした。
そこで、FXの入出金専用に国内のネット銀行で口座を作ってみました。

有名どころだと「楽天銀行」「SBI新生銀行」「ソニー銀行」あたりですかね。
その3社あたりだとどこを選んでも使いやすいし特に大きな違いはないと思います。
(迷う人は比較サイトあたりを参考に選びましょう。)
当サイトでは、今回「ソニー銀行」で新規口座を開設しましたので、ソニー銀行で説明していきます。

対応していない銀行口座に注意しましょう

国内の銀行の中には、SWIFTコードは持っていても海外送金には対応していない銀行があります。
以下の銀行では、XMTradingに限らず、海外銀行送金による出金に対応していないので注意が必要です。

ゆうちょ銀行
新生銀行
ジャパンネット銀行
セブン銀行
じぶん銀行 など

XMTrading口座に入金してみましょう

入金時のお金の流れは、
「自分の国内銀行口座」
  ↓ 銀行振込(振込手数料550円)
「ソニー銀行」
  ↓ 海外送金(送金手数料0円)
「XMTrading™口座」となります。

実際に手続きをしてみましたので画面キャプチャを交えながら説明していきます。

国内銀行からネット銀行への送金

私の場合、地方銀行を普段の生活のメインバンクとして使用しています。
その銀行はネットバンキングにも対応していますのでネットから銀行振込手続きをしました。
送金額は30万円です。
ネットバンキングに対応していない銀行の場合、窓口かATMでの銀行振込となります。
国内銀行からネット銀行への送金といっても、普通に手数料を払って銀行振込するだけです。

ネット銀行への入金を確認

銀行の場合、振込は「全国銀行データ通信システム」を介して行われます。
このシステムでは銀行の窓口と同様、平日の9時から15時の間にはデータのやりとりがリアルタイムでなされます。
ネットバンキングでの振込も即時反映が原則です。
入金されたのか確認してみます。

問題なく振り込まれていました。

ネット銀行からXMTradingの自分の口座への送金

次に、XMTradingの自分の口座へ送金します。
XMTradingに国内銀行送金で入金する手順は次のとおりです。

① XMTrading会員ページにログイン、「入金」を選択
② 入金方法一覧から「国内銀行送金」の「入金」を選択
③ 振込先情報(銀行名、口座番号など)が表示されます
④ 必ず指定された振込人名義で振込みましょう !! 重要 !!
⑤ 実際に振り込んでみましょう
⑥ 入金完了メールが届きます


①~⑥、順に説明します。

① XM会員ページにログイン、「入金」を選択

まず、XMTradingのマイページにログインします。
左上に自分の名前、口座番号、口座残高0円と表示されているはずです。

「マイアカウントの概要」から入金したい口座番号の右端の「入金」をクリックします。

② 入金方法一覧から「国内銀行送金」の「入金」を選択

「入金方法一覧」が開きます。

「Local Bank Transfer」(国内銀行送金)の「入金」をクリックします。

③ 振込先情報(銀行名、口座番号など)が表示されます

振込先情報(銀行名、口座番号など)が表示されます。
楽天銀行の指定口座に振り込むとXMTrading™に送金される仕組みです。

この口座に自分の国内口座から銀行振込すると、XMTradingの自分の口座に入金されます。
ただし、この振込先の口座情報を見る限り、この口座に振り込んでもXMTradingの自分の口座に入金されない気がしますよね。
その通りです。ただ普通に振り込むとXMTrading側ではどこの誰が振り込んだか判断がつかず自動的に自分の口座に入金はしてくれません。

次で詳しく説明します。

④ 必ず指定された振込人名義で振込みましょう

ここ、超重要です!!

非常に重要: お振込み手配時に、お振込み人名義のローマ字表記のご氏名(送金者名)の隣にお客様のMT4/MT5口座番号を必ず追記ください。お振込み人名義にご氏名や口座番号が記入されていませんと、リクエストした入金がMT4/MT5取引口座へ自動的に反映されません。

XMTradingの入金指定口座に振り込みする際の振込名義は、ローマ字表記の氏名ですが、必ず以下のようにXMTradingに登録している名前の後にMT4/MT5の口座番号を付けて記載しましょう。

振込名義人 記入例
(例)豊臣秀吉 → TOYOTOMI HIDEYOSHI 12345678
氏名はすべて大文字、全角での入力となります。

あなたの登録名の後に忘れずに口座番号を付けた「振込人名義」で振込みを行いましょう。
そうすることでXMTradingのあなたの口座に自動で入金されます。

⑤ 実際に振り込んでみましょう

実際に振り込んでみます。
ここではソニー銀行を例に説明します。

スマホでソニー銀行アプリを開きます。
画面下の「振込」をタップ、次の画面で「上記以外への振込」をタップします。

次の画面に進みます。


金融機関選択で「楽天銀行」を選択、支店選択では「ほうじん」で検索し「法人第九支店」を選択します。

次の画面に進みます。


預金種別は「普通」を選択、口座番号はXMTradingから指定された「国内銀行送金専用の口座番号」この画面で表示された口座番号です。)を入力します。

次に進みます。


振込名義人 記入例
(例)豊臣秀吉 → TOYOTOMI HIDEYOSHI 12345678
あなたの登録名の後に忘れずに口座番号を付けた「振込人名義」で振込みを行いましょう。
そうすることでXMTradingのあなたの口座に自動で入金されます。

「振込人名」「電話番号」「振込額」を入力し「確認」をクリック
振込内容の確認画面で間違いないことを確認したら「振込」をクリックします。

次の画面に進みます。


「振込を受け付けました。」のメッセージが表示されますので「OK」をクリックします。
すると自動的に振込前の画面に戻ります。そこには今振り込んだXMTradingの口座が残りますので、次からは履歴から簡単に振り込むことができます。

画面左下の「残高」をクリックしてログイン直後の画面に戻ってみましょう。
振込前が「30万円」で「30万円」振り込みましたので残高は「0円」になっています。

後はXMTradingから「入金完了メール」が届くのを待ちます。
この時は平日の16時25分に振込をしています。

⑥ 入金完了メールが届きます

同日16時40分にXMTradingからメールが届きましたので、15分ほどで入金処理が完了しています。
件名は「入金処理が成功しました」となっています。

XMにログインすると、残高が確認できます。

口座残高が「30万円」になっています。
無事に入金できました。

MetaTrader5 (MT5) の残高を確認しよう

XMの自分の口座に無事に入金できましたので、次はMT5を起動して口座残高が反映されているか確認してみましょう。
MT5を起動します。
自分の口座をダブルクリックしてログインしましょう。

残高が「30万円」になっています。
これでいつでも取引が開始できますが、まだ大事なことが残っています。
そうです、「出金手段の確立」です。

出金手段を確立させよう

まず、XMで利益を引き出そうとするときは「銀行送金」でしか出金できません。
あわせて、利益以外を引き出そうとするときは「入金方法と同一の方法で出金しなくてはいけない」という出金ルールも忘れてはいけません。

当サイトでは、入金方法で「銀行送金」をおすすめしています。
「銀行送金」は送金手数料や口座反映時間の面で決して最善の手段ではありませんが、元金+利益のすべてのお金を同じ方法で入出金できるという点で単純明快です。
それに、「銀行送金」であれば「出金ルール」の制限も気にする必要はありません。

海外銀行送金を使った出金の基本情報

出金手数料 出金手数料そのものは無料ですが、「被仕向送金手数料」と「リフティングチャージ(円為替取引手数料)」合わせて最低4,000円程度かかります。
着金の反映スピード 2~5営業日
最低出金金額 10,000円
出金限度額 無制限
!! 注意 !!
送金先に指定できない銀行
ゆうちょ銀行
じぶん銀行
ジャパンネット銀行
新生銀行
みずほ銀行のインターネット支店
セブン銀行

「被仕向送金手数料」や「リフティングチャージ(円為替取引手数料)」について詳しく知りたい方は、丁寧に解説されているサイトもたくさんありますのでそちらで勉強してみてください。

XMTradingの海外銀行送金で出金する手順

それでは実際に出金してみましょう。
XMTradingの海外銀行送金で出金する手順は次のとおりです。

① XMTradingマイアカウントページから「資金の出金」を選択
② 出金方法一覧から「International Wire Transfer」を選択
③ 必要情報を入力して送金をリクエストして完了
④ 出金完了メールが届きます

①~④、順に説明します。

① XMTradingマイアカウントページから「資金の出金」を選択

まず、XMTradingのマイページにログインします。
左上に自分の名前、口座番号、口座残高が表示されているはずです。

「資金の出金」をクリックします。

② 出金方法一覧から「International Wire Transfer」を選択

出金方法一覧が表示されます。
クレジットを利用したことがある場合は「Credit/DebitCards」と「Local Bank Transfer(海外銀行送金)」の2つが表示されますが、ここでは「国内銀行送金」での入金履歴しかありませんので出金方法としても「Local Bank Transfer(海外銀行送金)」だけしか表示されていません。
「出金」をクリックして次に進みます。

③ 必要情報を入力して送金をリクエストして完了

次に、必要情報を入力して送金をリクエストします。
各入力項目の説明を下に書いていますので参考にしてください。

すべての入力を確認し「リクエスト送信」をクリックします。

① 受取人の下の名前 名前を全角カナで入力します。
② 受取人の姓 苗字を全角カナで入力します。
③ 受取人のお名前 フルネームをローマ字(XMの口座名と同一)で入力します。
すぐ上に自分の口座名義が表示されていますのでコピペが確実です。
④ 受取人の住所 都道府県から番地、部屋番号まで英語表記のローマ字で入力します。
住所の英語表記変換サイトが便利です(コチラ)。
⑤ 銀行名 プルダウンリストから選択します。
⑥ 受取人の銀行口座番号 口座番号のみを入力します。(支店コードは含みません)
⑦ SWIFTコード 検索または「日本の金融機関のSWIFTコード一覧」を参考に入力します。
⑧ 銀行所在地 検索または 通帳記載の住所をローマ字で入力します。
住所の英語表記変換サイトが便利です(コチラ)。
⑨ 支店コード 支店コード(数字)を入力します。
⑩ 支店名  支店名を英語表記で入力します。
例)六本木支店 → Roppongi Branch
例)本店営業部 → Head Office
⑪ 出金額(JPY) 出金する額を入力します。
「3万円」出金する場合、「30000」と入力すると「30000.00」と変換されます。
⑫ 追記 空欄で大丈夫です。
最後に同意項目を読んでチェックマークを入れましょう

④ 出金完了メールが届きます

問題なく処理されればXMTradingから「出金完了メール」が届きます。
この時は平日の午前9時39分に海外銀行送金のリクエスト送信をしています。
同日9時50分にXMTradingから出金完了メールが届きましたので、11分ほどでXMの出金処理は完了しています。

「お客様のご出金依頼 JPY 50 000 が無事処理されました。」と書いてあります。
ここでは手数料は引かれていないみたいですね。

XMで海外銀行送金で出金処理を済ませて2時間ほどすると自分の国内銀行口座に入金されます。
国内銀行から入金メールが届くのを待ちます。


国内銀行(ソニー銀行)から入金メールが届きました。
同時にソニー口座にログインして残高を確認します。
9時50分にXMTradingから出金完了メールが届きましたので、1時間50分ほどでソニー銀行に入金されました。
XM送金処理から国内口座入金までおおむね2時間かかると実証されました。

XMから50,000円を出金したのですがソニー銀行への入金は47,500円となっています。
XMからソニー銀行に出金する場合の手数料は、
40万円以上を出金する場合は無料、40万円未満の出金は1回につき2,500円
とされていますので今回は2,500円の手数料が差し引かれて入金されたということになります。
なかなか高額な手数料ですので、我慢して40万円以上を引き出せることを目指しましょう。


ここまでの手順で運用開始までの全ての手順が終了し取引準備が整いました。
いよいよ取引スタートです。

次のステップに進みましょう

次のステップに進む。

【手順 8/8】準備は整いました、自動取引を始めよう! 

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